□□ お客様の声 □□


(第368回演奏会)

■ 石井 楓子 ピアノ・リサイタル (4月13日

  ~ ドイツと北欧のロマンティシズム ~

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♪ ブラームスとシューマンの謝肉祭は豊かで厚みがあって、低音が深く柔らかい音で良かったです。石井さんのピアノを聴くのは初めてで、松井のC7でソロピアノを聴くのも初めてなので、感想を言うのがむずかしいのですが、とても内容の濃い豊かな演奏でした。グリーグのバラードにすごく感動しました。初めて聴くけれど好きな曲だと思いました。全体的に一音一音がまるくすべすべしてアメ色のツヤがあって、ヴィオラの音色のような滋味がありました。今日のプログラム、シューマン、ブラームス、グリーグという組み合わせがとても良かったです。微妙なニュアンスのある所を弾く時、木の香りがする感じがしました。

♪ ブラームスの曲は音をガンガン出して強く弾くという印象を持っていましたが、このような繊細な美しい弾き方に胸を打たれました。とてもきれいな音色ですね。謝肉祭はpの流れるような音色と躍動的なリズムの祭典にfの情景が想像できて楽しませてもらいました。グリーグは以前より大好きです。大好きな「ソルヴェイグの歌」を生で聴けて幸せでした。石井さんの解説もわかりやすくて参考になりました! ノルウェーの民族性、地形が出て落ち着くし、心いやされました。また、演奏中のお顔の表情がチャーミングでした。

♪ シューマンの謝肉祭が素晴らしかった。題名こそ謝肉祭となっているが、私見だが、これは謝肉祭の情景ではなくシューマン自身の心象風景を描写しているものと思った。激しいテンポ、タッチの曲があったかと思うとメルヘンチックな曲があったり、また、後半の曲では「子供の情景」の曲の中に似たフレーズがあったり、かなり精神的に病んでいる様に感じた。これを芸術に昇華したからこそ素晴らしいとも言えるし、愛妻クララをブラームスに奪われてしまうのではないかの不安も感じる

♪ どの曲も興味深いものでしたが、個人的にはシューマンの謝肉祭が大変気に入りました。カーニバルの様子を想像しながら、またバーゼルの街を思い出しながら楽しく聴かせていただきました。あたたかい音色で、聴いていてとても心地よい演奏でした。

♪ クララ・シューマンの映画を見た時に、この「謝肉祭」の最後の部分が流れ、シューマンが自殺をするシーンでした。この曲なくしてシューマンは語れないとの演奏者の言葉がよくわかりました。グリーグの最後の曲トロウドハウゲンを楽しみに来ました。とても感動しました。ノルウェーの神話に満ちた幻想的な曲は日本人の感性にもとても合うと思うので、これからの演奏にも期待しています。

♪ ブラームスは静かな演奏にヨーロッパの広大な景色を見たように思いました。シューマンはたくさんの曲がだんだん盛り上がって仮面をつけた人々が楽しんでいる様子を想像しながら聴き入りました。グリーグの前半は悲しい曲ながらもグリーグの想い出がこもっているような感じがしました。後半はノルウェーの情景が浮かんでくるような素晴らしい演奏でした。松井の新しいピアノでオペラシティでも弾くような方の演奏を聴けて幸せでした。

♪ ピアノを入れ替えて初めてのピアノソロコンサート、C7、初めて聴く石井さんの演奏を楽しみにしていました。今日のプログラムは多様な曲想構成で演奏は大変だったと思いますが、石井さんは見事に今度のピアノを鳴らし切ってくれました。特にシューマンの謝肉祭は石井さんの音楽的気質と相性も良いのか華やかで色彩豊かな抒情性を奏でてくれました。

♪ テクニックはもちろん、音色も素晴らしく最高に楽しめました。もっと多くの人達のために演奏をして下さい。

♪ シューマンの演奏に感動しました。力強い演奏には大いに感動しました。またお聴きしたい。

♪ 一生懸命演奏してくれました。感謝します。

♪ 全体からすると華やかな曲が多かったですが、ブラームスのメランコリックな3曲やグリーグのバラードのような曲も聴きごたえがありました。ブラームスの2曲目は心の深いところに残っている哀しみを呼び起こすように思いました。シューマンのカーニバルは各曲のキャラが立ってて愉快でした!

♪ 今日は素晴らしい演奏をありがとうございました。今日の演奏会はカーニバルがメインだったのかと思いました。カーニバル自体どういうものか知らなかったのですが、演奏前に説明していただき、結構ハチャメチャ(良い表現が見当たらなくてすみません)感じが何となく納得できました。

♪ ピアノリサイタル初めて聴きました。最初の曲でさすが一流のピアニストだと思いました。知っている曲は「ソルヴェイグの歌」だけでしたが、それ以外の曲も良かったです。

♪ 豊かな水量の水の流れるようなピアノの音の束(?)、動き、そして、なによりも細やかな音の扱い(?)に体をゆだねました。まったく音楽に縁はありませんが、年をとり、自然のままになんでも感じとれるようなって来たかなと思い、縁のなかった本物の音楽を聴く機会を増やしたいと思いました。

♪ 謝肉祭、自分も祭りに参加している気分になりました。大盛り上がりでした。自然を感じる、さわやかで、水や風、流れる川、吹く風、鳥や妖精が飛び回って…。大変気持ちの良い音でした。鳥肌たちました。

♪ 繊細な部分、迫力ある演奏、ありがとうございました。元気もらった感じです。

♪ 初めて聴いた曲が多かったです。音がとても柔らかく感じました。力強く優しい音と、素敵な演奏でした。

♪ 今、北欧のミステリーにはまっている。朝日定年時代に北欧の作曲家の演奏会があると知って聴きに来ました。残念ながらペールギュントしか知りませんでした。とても素敵でした。音色が重くて深くてすばらしかったです。これからミステリーを読む時、この曲を思い出しながら読もうと思います。トークでは私の耳が悪いので、言っていることの3分の1位しかわかりませんでした。ノルウェーの話ももう少し聞きたかったです。それが残念です。

♪ 素敵なプログラムでした。しっとりしたブラームス、喜びにあふれたシューマンの謝肉祭、迫力ある演奏すばらしかったです。後半のグリーグ、独特の美しい音の世界にひたり、ノルウェーの自然、物語を思い起こしながら至福の時でした。見事な演奏をありがとうございました。

♪ 大変すばらしく満足しました。ぜひ、また来たいと思います。石井楓子さんの演奏、さらにお人柄、とても素晴らしかったです。

 

 


(第367回演奏会)

■ 西谷 牧人(Vc)+ 林 祥太郎(G)デュオ・リサイタル (3月9日

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♪ ギターとチェロ、いずれも私のお気に入りの楽器で、今日のデュオを楽しみにしていました。想いを語りかける林さんのギター、よく唄う西谷さんのチェロ、素晴らしい弦楽器のデュオが聴けて大満足です。ラテン系の楽曲に的をしぼったプログラムも、お二人のセンスが光っていました。また、今日が初めてのデュオとは思えないほど、お二人の相性もピッタリで見事な演奏でした。

♪ 林さんのギターの音色が大好きで、コンサートの生音を聴くのが楽しみです。今日はチェロとの二重奏でチェロの音色も大好きなのですが、やはり生ギターの音量はPAを通さないと負けてしまい、ギターの生演奏が聴けず少し残念です。「亡き王女のためのパヴァーヌ」など左手運指の難しい曲も自由に弾かれていて、林さんの技巧を見るのも楽しみです。

♪ 大好きなギターとチェロのデュオ、とても楽しみにしていました。お二人の雰囲気、息もぴったりでとてもすばらしかったです。ギターとチェロの美しい音色にいやされました。ありがとうございました。プログラムもよかったです。アンコールのピアソラ、ステキでした。

♪ 演奏者との距離が近く、生演奏の良さを満喫しました! トークがとてもよかったです。ヴィラ・ロボスのアヴェ・マリアがオリジナルはとても激しい曲だと思っていましたが、今日のアレンジ、チェロの音色はとてもやさしい。お二人の共演、ぜひ実現させてください。いやしの曲で良かったです。

♪ チェロとギターの組み合わせの妙味を充分鑑賞できました。4本と6本のピチカート、擦弦。割とポビュラーな曲を軽妙なアレンジで楽しめた。二人の、合間のトークもおもしろかった。ボッケリーニはよかったですね。ラテン系の音楽に全身いやされました。初めて聴くこの楽器のためのオリジナル曲、あらゆる奏法で熱演でした。

♪ 遠路(?)千葉から聴きに来て本当によかったです。プログラムも素敵でした。終わりの2曲とアンコールは真にうっとり聴き、引き込まれました! 「タンゴの歴史」の冒頭のギターのかっこよさ、ページをめくって長調になって光がすっと差し込んでくるようなピアソラ特有の明るさと、ギターsoloのやさしく温かい演奏に感じ入りました。アンコールのアヴェ・マリアも温かくずっと終わらず聴いていたかったです。林さんの南米系の曲、ネットでも一番好きです!! ニャタリの曲は20年以上前に、福田進一さんと長谷川陽子さんのコンサート(大阪)で聴いたことがありました。なつかしかったです。再演を来年度お願いします。

♪ ギターとチェロ?と珍しい組み合わせと思いきや、モーツァルトと同時代にすでに合奏されていたとは、知らないことばかりなんだと大変勉強になりました。その当時のピリオド楽器に少しトークでふれて下さいましたが、サロンの演奏ならきっと豊かな音が楽しまれたことでしょう。ギターといえばスペインばかりと思っていましたが、チェロの豊かな旋律を引き立てて、ステキなコンサートでした。私自身スペインに留学していましたが、音楽については知らないことばかりなので、楽しいひと時でした。

♪ ギターにもチェロにも詳しくないながら想像してみるに、魅力的な組み合わせだけどギターの音が聴こえるのだろうかと疑問でしたが、実際聴いてみたら絶妙なバランスで、本当に良かったので、ぜひ再演を希望します。プログラムのどの曲もよかったですが、とくにファリャとニャタリが良かったです。やっぱり合奏おもしろいと思いました。ギターとチェロ、これからはもっと探して聴いてみようと思いました。

♪ 幸せなひと時をありがとうございました。演奏が始まるやいなやお二人の姿が二重三重に見えて(決して老眼のせいではありません)、かつて旅したアンダルシアの想い出が脳裏をかけ巡り感動しました。気持ちが新たに豊かになりました。楽しいお二人のトークを聞きながら、こんな機会にまた会えますよう! お二人ともとてもイケメン!!

♪ とても素敵な演奏で本当に楽しい時間をすごすことができました。西谷さんのチェロは私がこれまで聴いたチェロの中で一番心に響きました。すごいです。何でも弾けて、音楽の世界に一瞬でひき込んでしまうそのすごさ! おどろきました! 林さんのギターは特にスペイン民謡のときが、音色がとても色鮮やかで、良い意味で酔ってしまいそうでした。お酒を飲みながらほろ酔いできいてみたい! と思いました。

♪ ギターを1年前からはじめまして、生の林祥太郎さんにお会いし、生演奏のギターをお聴きできてとてもよかったです。チェロも良さが感じられて良かったです。トークも最高でした。林さんのユーチューブを最近ききはじめました。その案内でこちらに来る事ができてうれしく思っています。とてもアットホームなコンサートで楽しめました。

♪ ギターとチェロのデュオはステキだと思いました。まして、林さんと西谷さんのデュオは必見です。またいつか、お二人のデュオが聴きたいです。まさか、トークタイムがあるとは!

♪ ギターとチェロというあまりなじみのない楽器の組み合わせであったが、なんと相性が良いではないですか! 音域も似ていて、これは新発見、ベストマッチでした。またこの企画楽しみにしています。とっても楽しめました。

♪ チェロとギターのコラボが実に良かった。二人の若者のさわやかなトークも楽しかった。2つの楽器の表現力の豊かさをあらためて感じたものです。チェロの中低音部の響きが実に素晴らしい。

♪ 素敵な企画をありがとうございます。東京で一人暮らしをしている息子への所用がありました。今日は用事もすみ、どうしようかと思っていたところ、目にとまり参りました。素敵な時間でした。ありがとうございます。

♪ チェロとギターのためのソナタが良かった。しっとりと聴かせてもらえて有難うございます。練習時間、やりたくない時の話が面白かった。トークも面白かった。

♪ アンダルシアの風景が子供のころの生家の田舎の家の風景と重なり、今は亡き父母の声が聞こえるようでした。不思議な時間でした。

♪ チェロとギターの響きが合っていてよいです! ボッケリーニの時におっしゃっていましたが、時に原曲に近いのでは?と思いました。

♪ ギターとチェロのデュオ、選曲も良かった。松井でこんな良い企画、ぜひPART2やって下さい。

♪ チェロとギターのコラボ、とてもよくマッチして感動しました。これからもよき演奏会を期待します。

♪ お二人の演奏が素晴らしく、お話も楽しかった。ありがとうございました。

♪ とても素晴らしいコンサートでした。久しぶりでしたが、また聴きにこられるようになり感激です。

♪ 大変良かったです。アンコールも良かったです。

♪ 林先生のユーチューブで演奏を何度も拝聴させていただいていて、いつか生の演奏を聴きたいと思っていました。本日はその夢がかない嬉しく思います。西谷先生のおしゃべりもとても楽しく素敵でした。また、お二人ご一緒の演奏をぜひお願いします。私は子育てが一段落し、何十年かぶりに学生の頃のギターを弾き始めました。今日の演奏を心の栄養にがんばります。ありがとうございました。

♪ 林さんのファンです。デュオ・チスパというチェロとのデュオをやってらっしゃるので、ギターとチェロのデュオはすごく相性が良いことに気づきました。本日は西谷さんとデュオということで、とても貴重なコンサートを主催していただき、松井クラシックのつどいのスタッフ様にも感謝しております。西谷さんの演奏は配信でしか聴いたことがなかったのですが、本日初めて生演奏を聴かせていただき、そのまろやかな音色に感動いたしました。林さんは言わずもがな、最高に素晴らしい演奏でした。息ぴったりで何度も泣きそうになりました。ありがとうございました。楽しかったです。

♪ 「亡き王女のためのパヴァーヌ」チェロとギターではどう聴こえるかを楽しみにまいりました。選曲が聴きたい曲ばかりなのも嬉しいです。ファリャの「ムーア人の織物」「ムルシア地方の…」好みの曲のためかとてもよかったです。ヴィラ・ロボスも聴きたかったし、「カフェ1930」も聴きたかったし…。ありがとうございました。

♪ 初めてギターとチェロのデュオを聴きました、と思ったら元々曲が一つしかなかったんですね…! それも初めて知りました。やはりギターとチェロのための曲が最高でした。また、アヴェ・マリアも清らかで泣きそうになりました。お二人がまんべんなく楽しいトークをして下さったので、曲への理解も深まりました。聴くだけではなく、知りたがり屋なので曲のご説明は嬉しかったです。次回はぜひ、それぞれのソロを1曲ずつお願いします。短くても良いので。ギターとチェロ、それぞれ単独でもひたってみたいので。

♪ 聴きなじんだ曲が多く愉しめました。初聴ニャタリの終楽章がギター、チェロの特色を生かしつつユーモラスで面白かったです。トークタイムでシュタルケル氏の音楽への取り組み方への考え方は合理的ですね。興味深いお話が伺えてよかったです。再演願います!

♪ スペインは2回程訪れた国で、関心が高いのとギター曲も大好きだったので、聴きに来ました。チェロとギターの音色がよくマッチしていてすばらしかったです。スペインとイタリアの違いが曲想からも感じられました。歩いてこられる距離で生のすばらしい演奏が聴けることは幸せです!!

♪ 2年前ミューズの石田組演奏の表紙で西谷氏のお名前を知りました。今日のお二人はとてもミステリアスな雰囲気ですてきでした。曲目はあえてあまり知らないものを選ばれたと思いますが、充分ラテンを感じることができました。

♪ ニャタリの曲、チェロとギターのアンサンブル、すばらしかったです! はじめてのDuoとは思えませんでした。チェロとギターが対等に100%魅力を出し合っていました。ラテン音楽に目覚めました。ぜひ、ぜひ全国をまわって下さい。

♪ スペインの曲の物憂い感じが良く出ていました。チェロの音色はすばらしかったです。もちろんギターもスペイン曲には欠かせないですが。

♪ 両人ともぴったり息があい、安定した演奏で心をなごませた。安定した中でも、これぞプロというプロしか出せない音、超絶テクニックを見せてくれた。今後のお二人の活躍を願う。

♪ 演奏は素晴らしく、トークもおもしろく、心に残る演奏会となりそうです(まだ、前半までしか聴けてないですが…)

♪ 曲目、プログラム構成がとても良かったです。私はギターを弾きますが、チェロ音楽にも興味をもちました。知らなかったすてきな曲を聴くことができるのが嬉しいです。ピアソラをもっと聴きたいです。The world needs more beauty!

♪ このチケット料金でこんなにもすばらしい演奏を聴くことができ、感謝いたします。チェロとギターのDuo、新鮮で、ぜひまた企画していただけたらと思います。とても品よく素敵なお二人でよい時間をすごせました。ぜいたくなひと時をありがとうございました。また、ぜひ、ぜひ、お二人の演奏をお待ちしています!

♪ すばらしい!!のひと言です。美しい主旋のチェロ、そして下で支えるギター、絶妙のバランスでとても心地よいひと時でした。ありがとうございました。

♪ ギターとチェロの響きがすごく良かったです。とてもすてきな時間でした。

♪ チェロの豊かな響き、ギターのやさしい音色がよかった。

♪ 素晴らしい時間をありがとうございました。

 

♪ すばらしかった。

 


(第366回演奏会)

■ 阿部 麿(Hrn)+坂野伊都子(Pf)デュオ・リサイタル (2月10日

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♪ 坂野さんもおっしゃっていましたが、ホルンとピアノは近い音が多く、デュオをやるのは大変なのかもしれませんが、音色と一体感があって良かったです。ホルンの音は不思議な流れ方をしますね。シャボン玉の細かいたくさんの粒がサーッと流れて行ったり、ふわんと大きいのがただよっていたり、音の伝わり方に遅速があってそれが演奏に色彩とは違う表情をつけていました。量感や質感を楽しめる音でした。阿部さんのホルンも坂野さんのピアノも、とぼけたようなユーモラスな感じと幻想的な感じがまざりあって、雰囲気がよく似ていて良いデュオだと思いました。どの曲もよかったけれど、特に後半のソナタとハシディックチューンズが心地良かったです。

♪ ホルンのソナタを聴くのは初めてです。ましてや、今日の作曲家たちの名前と曲に接するのも初めて。ですので、とても新鮮な体験となりました。普段聴くことのない楽器や曲を聴くのもいいですね。しっとりとした阿部さんのホルンと相対する坂野さんのピアノ伴奏も、その間合い、強弱、音色のバランスが絶妙でした。なお、アンコールでの飛び入り的なバッハのトリオ演奏もよかったです。トークタイムで小澤さんとのエピソードが聞けたこともよかったです。

♪ ホルン単独の演奏を聴いたのは初めてです。表情豊かな音色で楽しかったです。ホルンは角笛から生まれたのだと思うので、山々、谷々を渡る音色のイメージでした。さわやかな音で、曲目はなじみのない作曲家のものですが、どこかで聴いたようなメロディーもありました。伴奏のピアノも表情に富んだ演奏で、ホルンをひき立てて、さすが!! と思いました。ありがとうございました。

♪ 華麗なピアノの音色と、真綿(現代は羽毛?)に包まれた様なホルンの音色という印象でステキでした。

♪ とても楽しい時間をすごすことができました。Hornの練習がんばります! 花束お渡しできて嬉しかったです。

♪ ホルンの演奏はなかなか聴くことがなかったのでとても良かったです。

♪ なじみのない曲ばかりであったが、ホルンを身近で聴く良い機会となった。ピアノの伴奏も力強く支えていてよかったと思います。アンコールは思いがけずヴァイオリンも入ってとてもよかったです。ナチュラルホルンもあることも知れ良かったです。

♪ 私はクラシック音楽に詳しくありません。ただ交響曲などを聴くのみです。そんな中で、今日は阿部麿さんのホルンを聴き、意外にも(失礼な表現ですみません)甘く柔らかい音色を奏でる楽器なんだと1曲目から感激しました。坂野さんのビアノに寄り添い寄り添われて、何かただよわされている心に気づくことができました。何だか不思議な心持ちです。

♪ 素敵なコンサートをありがとうございました。ナチュラルホルンの自然倍音の仕組みを電車のキョリで表現されていたのがとても面白かったです。プログラムノートもおもしろかったです。多彩な音色に感動しました。ピアノもホルンもすてきで感動しました。

♪ 珍しく初めて聴く曲が多く、興味深く拝聴しました。軽快で細かい所にもいろいろと聴き所の多い演奏で、ホルンの魅力を新たに感じることのできた2時間でした。坂野さんのビアノもフレーズ毎にいろいろな表現、タッチ感覚があり、素晴らしかったです。昔の話もいろいろ語っていただいて、ありがとうございます。

♪ とてもいやされる演奏会でした。特にアンコールのアイルランド?民謡が心情あふれる演奏で心が揺さぶられました。ホルンの音色と伴奏のピアノのタイミングが抜群に良く最高でした。

♪ 演奏もトークも心地よく楽しませていただきました。ありがとうございました。コロナでホルンが吹けなくなっていましたが、再開したくなりました。

♪ ホルンのコンサートはなかなか無いので楽しませていただきました。ホルンというとパーンと張りのある音が特徴ですが、阿部さんのホルンは繊細な音が多く、大変新鮮でした。

♪ ナチュラルの演奏時、ベルを客席へ向けて右手操作のデモをしてほしかった。アンコールのバッハはブラボーでした。

♪ 伴奏者と息が合っていて良かった。音の伸びが良い。

♪ 特に最後のユダヤ人の方の曲が良かったです。またアンコールの曲はよく聴いていた曲なのに戦争に行った夫と息子を失くして悲しんでいる曲と聞いて涙が出そうになりました。伴奏の坂野さんも安心して聴き入れる素晴らしい演奏でした。昔、ピアノを幼稚園から高2までやっていたので、会社を引退したら、またピアノを弾いてみたくなりました。最後のバッハも、ヴァイオリンの方も参加して頂いてとても素晴らしかったです。ありがとうございました。

♪ やわらかい響きのホルンの音色が好きです。今日は初めて名前を見る作曲家の作品が多くとりあげられましたが、その中で、ひとフレーズごと1音ごとに変化する様々な音色を味わうことができました。また、20世紀の音楽といっても比較的耳に馴じみやすい曲が並んでいたので、リラックスして鑑賞しました。ボーヴェンの演奏すばらしかったです。ロンドンデリーも心にしみました。ナチュラルホルン、水牛の角、ホラ貝の音を聴かせていただいたり、歴史と音楽をつなげたトークも楽しかったです。小澤征爾さんのタクトで演奏されている阿部さんを想いうかべながら拝聴しました。

♪ フレンチホルンを最近で聴いたのは初めてですが、その勇壮で繊細な音色に魅了されました。古楽器のデモ演奏もあり、現代のものとの音色の違いも楽しめました。

♪ オーケストラでは他の楽器と重なってホルンの重低音とか聴けないが、よく聴こえてすばらしかった。坂野さんのピアノの音色が親指の響きとか最高でした。

♪ 明るい曲が多く、楽しく聴かせていただきました。管楽器の響きが心地よかったです。

 

♪ とても楽しい演奏会でした。速いパッセージがすごいと思いました。音域も広く上から下まできれいな音でした。

 


(第365回演奏会)

■ 毛利 文香 ヴァイオリン リサイタル  (1月13日

   pf:原嶋 唯

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♪ C7の音色、美しかったです。ただ、低音が豊かなピアノと軽やかなヴァイオリンの音色では、音の流れ方の速さが違うような気がしました。ヴァイオリンの音の方がスッとこちらに来るような、その間少しだけピアノの音がステージにとどまっていたような…。演奏は毛利さんのヴァイオリン、原嶋さんのピアノ、どちらもすごく好みでした。ヴァイオリンは甘さひかえめで粉っぽい肌ざわりのクラシカルな香りの音、ピアノはみずみずしく花の香りの中に少しグリーンノートが入っているようなロマンティックな気分の音でした。息の合ったすばらしいデュオでした。

♪ 今回のプログラムはシューマン以外の曲は何度も聴きなじみがあり、演目構成上、静、動、動、動とバランスよく配置され、興味深く拝聴しました。演奏技術はいずれもパーフェクトで、新しく導入された迫力あるピアノの音に負けず主張され、熱演でした。次回も是非松井クラシックに登場し、ヴァイオリンの魅力を表して下さい。ブラームスの重厚な曲目に浸れて満足したひとときでした。

♪ 冬寒い日に心に灯がともるような様なロマン派の名曲はとても素晴らしかった。春の日を待ちわびるような気がした。特にヴァイオリンとピアノのための幻想曲のカデンツァは感銘した。同時に間近で聴く音の素晴らしさに胸を打たれた。ブラボー!!

♪ 2曲目のシューマン「幻想曲作品131」は初めて生演奏で聴きました。元々の曲想自体がシューマン独特のドラマ性があって私好みなのですが、今日の演奏(特にカデンツァ部分)には感銘しました。

♪ 大寒の寒く冷える中での新春のコンサート、ありがとうございました。情熱を感じることのできる曲目でした。心もポカポカとしてきました。ライブはいいですね。どうぞこれからも練習を積まれてより一層素晴らしい日本を代表するようなプレイヤーになられることを心から願っています。健康に気をつけて!

♪ ヴァイオリン・ピアノ共に素晴らしい演奏でした。ありがとうございました。この小さな会場で至福の時を過ごしました。また、来てくださいませ。心からお待ちしております。

♪ 初めて聴くが素晴らしいヴァイオリニストだ。また、呼んでほしい。シューマンが良かった。均整のとれた音質だ。ブラームスは3番が名演だった。

♪ ピアノとヴァイオリンとの音のハーモニーが良く、ヴァイオリンの音色を素晴らしいものにしている。

♪ 昨年、渋谷でも毛利さんの演奏を聴き素晴らしく、その時は現代曲が多かったので、この人のロマン派を聴きたくて来ました。もう感激しています。全部CDに入れて持って帰りたいくらいの演奏でした。プログラムも自分の好きな曲ばかりで、これも今回来た理由の一つです。ありがとうございました。

♪ 一曲目は聴いたことのある曲でしたが、お話を聞いて演奏の難しさを知りました。最後の曲はとてもすばらしいと思いました。ソナタ第2番も聴いてみたくなりました。ブラームスがお好きと話されていましたが、私はドヴォルザークの4つのロマンティックな小品がわかりやすくてメロディーもきれいでいいなと思いました。

♪ 所沢の松井公民館でこんなにすばらしい演奏を聴けると思っていませんでした。また、全曲「ザ・クラシック」で聴き応えがあり大満足です。素晴らしい時間をありがとうございました。

♪ ロマンティックで素敵なプログラム、美しい音色のヴァイオリン、ピアノの音に酔いしれた。このような小ホールでのコンサート、温かい雰囲気、至福の時でした。のびやかなブラームス、ロマンあふれるシューマン、心にしみ入るドヴォルザーク、見事な素晴らしい演奏ありがとうございました。

♪ 久々にピアノ以外の楽器演奏であったので大変嬉しく拝聴しました。

♪ ピアノと息のあった演奏で素晴らしかったです。

♪ 原嶋さんはトッパン以来13ヵ月ぶり。端正な顔立ち同様、粒立ちのハッキリした音色という印象。特に力強いタッチのパートもキツさは皆無で、品位を保っている点でも一音一音意志が感じられる。本日も自然と終始、集中力MAXにさせられました。

 

♪ 小さな会場でこんな演奏を聴けるとはすごいと思いました。トークも聞けて質問も専門的でしたが、演奏家の素直な感情を肌で感じられて貴重な体験でした。